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いまやっている訪問介護の、最初のお客様の介護についても、このお師匠様に質問できる機会があり、その時のご返答もここに書いておきたいと思います。

難病の方で、座布団に座る形で一日中生活されておられ、その方のトイレ介助につい質問させていただきました。トイレまで座布団を引きずって行って、抱え上げて便座に乗せ、終わったらそこから座布団に抱えながら降ろす、という介護です。非常にまれなケースで、前任の多くの方々は腰を痛めコルセットしながら頑張っておられました。腰を痛めながらの動作というのが、最初から無理なことをしている気がして、質問をさせていただいたのです。

お師匠様は即座に言いました。腰を痛めるのは介護人の動きの問題。まずは、相手と仲良くなること。これが第一条件。仲良くなって、相手のことを自分のことのように感じられるようになると相手が協力してくれるようになる。上がらないからだがすっと上がるようになる。腰を痛めているときは、無理なことをやっていて相手にもどこか負担がかかっている可能性がある。相手の動きが自分のことのようにわかってないと。相手のいのちが一生懸命教えてくれているからそれをわかる事。

さらに、相手と一つになったときの動きは 神と一つになった時と完全に一致する とも付け加えてくださいました。

この言葉を聞いて、私はその大変難しいお客様のお宅へ行くのが非常に楽しみになり、この話を聞いた後、それまで全然持ち上がらなかった方が簡単に持ち上がるようになりました。持ち上がった時の「おおお~」という感激はなんとも言えない感動でした。

とはいうものの、次は座ったままのリハパン交換で、これが至難中の至難。ベテランさんでもうまくいかない。…というわけで 難問は次から次へ出現。修行の日々が続いています。

(*^▽^*)💦

以前担当していた利用者様ケアを 以前の会社の新しい担当者に引継ぎ研修していた時のこと。

ALSの方で目の動きもほとんどなくなって、イエス・ノーの確認もよくわからない方の引継ぎをしていたのですが、目の動きもほとんどわからなくて、新しい担当の方がほとんど悲鳴のように困ったとおっしゃったとき、私は自分のお師匠様に教えた頂いたことを思い出して言いました。「外面的な反応がなくても、いのちは交流してるんですって。そういうことを教えてくれる人がいて、そういう世界があることを知り、そういう事が分かりたくて 私はこの仕事に入ったんです」と。

自分の原点をはっきり確認した心地でした。

お師匠様というのは 即興演奏家の いだきしん先生(本名・斎藤忠光先生)のことで、

40年以上前に日本で初めてのショートステイやデイサービス等の機能を持った特別養護老人ホーム建設に参画された方です。この方がおられなかったら、今の介護状況はどうなっていたのでしょうと思います。(40年以上前は、日本はこれから高齢化社会が来るから大変なことになるから何とかしようといっても誰も真に受けなかったそうで、新しいシステムを提案しても「なにそれ。夢みたいな話」と言われたそうです)。老人福祉の仕事に携わりながら その間もずっと深く人間探求されておられました。

(株式会社いだき HPより いだき先生プロフィール…「20歳位より人間性の解放、生命現象としての健康、創造性等々の人間共通の根源的な問題を探求する。35歳の時に一応の答えを得る。人間共通の生命のはたらきを表現する音楽活動は日本各地のみならず、世界各国で開催され、多くの支援を得る。」)

この方のお話を聞いて、介護に対するイメージがガラッと変わり、希望まで湧いて、この仕事に飛び込んだのでした。

いのちの交流…

それは予想もつかない出発となりました。素晴らしすぎて、今まで想像もできない あたらしい夢のような 信じがたい世界のスタート なのでした。





10月から重度訪問介護の認定が降りました。

夏からずーっと格闘して、慣れない書類申請にすったもんだしながら、ようやくクリアでき本当にうれしいです。今までケアをさせていただいたお宅の方が、ずっとケアステーションあいみつの重度訪問認可を待っていてくださり、以前お世話になっていた事業所さんとの折り合いもついて、すぐに移行契約して下さる方もいらして 感謝に堪えません。

沢山の方々に応援していただいる実感です。ありがとうございます。

全くあたらしい気持ちでスタートいたします。未熟な点もたくさんありますが、精進してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

あたらしいチラシも作り変えました。


炎天下にごあいさつ回りしています。さすがに暑いです。体温がいつもの温度より一度高いです( ;∀;)。ひんやりしたところに居ればまた下がるりますので 熱が出ているわけじゃないです。でも気を付けないとね。

それにしてもコロナ禍の中で、街を歩くと警戒の空気がいっぱい目につきます。警戒することはもちろん大事ですが。どんな状況であっても、対策を取りながら 知恵を絞って、大きく生きる人間の可能性を失いたくないです。

区民の施設などでサークルのチラシを見ていると、この時期でもなんだかんだ言いながら根強くやりたいことをやろうとしている人たちの 自主的な活動を感じて心強くなります。普通に生き生きと元気に主体的に生きたいこの町の人たちを応援したいです。

栗原のガストでちょっと休んだら、店員さんんが会計時に「暑いのでお気を付けください」と、なにげない声掛けにとても気合が入ってました(*^▽^*)。この時期、お客さんを大事にする飲食店には感激でした。

ごあいさつ回りで、丁寧に出てきてくださった方々にも感謝です。ありがとうございました。

下記の写真はごあいさつ回り中に出くわした街の八幡様。境内は割と広いですが、お社がとてもかわいらしい。たいへん古い八幡様なのでしょうか。不思議な空間でした。


今日は少しだけご近所に挨拶回りをしました。回ってる途中で、ホームページをちゃんとした方がいいなと思って、帰宅し、パソコンに向かいました。

それにしても、足立区は面白そうなところです。道行くすれ違う人も個性的。今日は黒いタンクトップで同じく黒の半ズボンの男性高齢者がさっそうと自転車ですれ違いました。足立区は元気な高齢者が多いです。高齢者の自主サークルも多いみたいです。まだ実情はよく知らないけれど、これから出会っていくのが楽しみです。ドトールなどに行くと、ご高齢の常連さんがおしゃべりを楽しんでいる光景によく出くわします。商店街を歩けば必ず中国語や韓国語が飛び交っているのを聞きます。(外国人が多いです)。商店街にはインド人(かな?)が経営しているカレーレストランがありますが、先日食べたらすごく美味しくて、満足しました。(*^▽^*)お店の方も感じよかったです。

足立に限らずどんどん変化している東京。もちろん世界中が激動の変化の中。

どうなる事か皆目見当つきませんが、楽しみです。


ここはイトーヨーカ堂の向かいにある竹ノ塚神社の横にあります。地味な神社ですが、結構古いようです。足立区は意外に歴史が古い。(まだあまり発掘されていないのかも)

天照大神ですね(拝)

この度 昔からの友人とあたらしい訪問介護ステーションを発足することになりました。サービス責任者を務めます天野章子と申します。

地元ではメジャーなイトーヨーカ堂の 隣の竹ノ塚神社の そのまた隣に(笑)小さな事務所ですがオープンします。(8月オープン予定)地元の皆様のお役に立ちたいと 今一生懸命準備しているところです。よろしくお願いいたします。